SICシリーズ シリコンカーバイド製品

1. 非鉄金属製錬業界への応用
高温間接加熱材料として、例えば蒸留炉タンク、蒸留炉トレイ、電解アルミタンク、銅精錬炉ライニング、亜鉛炉アークプレート、熱電対保護管などが挙げられます。これは、炭化ケイ素の耐高温性、高強度、優れた熱伝導性、耐衝撃性を利用しています。

2. 鉄鋼業界への応用
炭化ケイ素の耐腐食性、耐熱衝撃性、耐摩耗性、優れた熱伝導性などの特性を利用して、大型高炉ライニングの耐用年数を向上させます。

3. 冶金産業への応用
炭化ケイ素はダイヤモンドに次ぐ硬度を誇り、耐摩耗性に優れています。鉱山バケットのライニング、耐摩耗管、インペラ、ポンプ室、サイクロンなどに最適な材料です。耐摩耗性は鋳鉄やゴムの5～20倍にも達し、航空機の滑走路にも最適です。

4. 建築、セラミック、研削砥石産業への応用
炭化ケイ素の高熱伝導性、放熱性、高強度といった特性を活かし、窯炉シートを製造します。窯炉容量の削減だけでなく、炉の設置容量と製品品質の向上、生産サイクルの短縮にも貢献します。陶磁器の釉薬焼成焼結に最適な間接材です。

5. 省エネへの応用
優れた熱伝導性と熱安定性を持つ熱交換器を使用することで、燃料消費量を20%削減し、燃料費を35%節約し、生産性を20～30%向上させました。特に、鉱山のパイプライン排出口では、耐摩耗性が通常の耐摩耗材料の6～7倍に向上しています。